物事を1か0でのみ考えていたりしませんか?
俗に言われる二極化思考ですが、境界性パーソナリティー障害などと呼ばれることもあるようです。
私は物事を全て0か1で考えるような思考回路でしたが、あることを意識することによって思考方法を改善することができたことについて書いていきます。
1か0で考えることのデメリット
1か0で考えることのデメリットとしては
・極端な思考になりがち
・チャレンジをしなくなる
・冷めやすい
・マイナス思考になりがち
などなどが考えられます。
1つずつ見てみましょう!
・極端な思考になりがち
人生における最大の0か1かというのが生死ですよね。
○○が上手くいかないから自殺するという極端な行動に走ってしまう人もいます。(もちろん、程度の差はありますが)
何事も0か1しか判断基準がないので極端な行動や思考になりがちです。
これでは精神的に安定しませんし、日によって評価が変わることも少なくないので一貫性がなくなります。
・達成困難なチャレンジをしなくなる
0(失敗)か1(成功)しかない世界であれば、もちろん成功したいと思うのが当たり前です。
そのため、目標を立てる際にも無難な目標を立てることが多くなり困難なチャレンジすることを避けるようになります。
ダメかもしれないけどやってみよう!というチャレンジをしなくなるので、新しいことにチャレンジする機会を失うことにもなります。
・0を気にしすぎて冷めやすい
これは熱しやすく冷めやすいという感じではなく、0か1で考えた時に、0になった時に全てがどうでもよくなるような思考になりがちです。
一度の失敗で、私はもうダメだと判断して辞めてしまうのはもったいないですよね!
1じゃないと気にくわないけど、1ばかりでもつまらないという人もいるかもしれません。
・マイナス思考になりがち
1の時は良いですが、0の時には「自分はダメだ」と思ってしまいがちです。
0か1という絶対的な判断で0だと判断した時に必要以上に落ち込んでしまう可能性があります。
自分なんて…というネガティブな感情に陥りがちです。
二極思考を脱却した方法は?
私が二極性思考を辞めた方法は、0.5を意図的に作ることです!
一時期の私の口癖は「悪くない」でした。というか今も良く言います!
中間を作ることで、ここまではできたという自己肯定につながります。
少しはできた!という感じですね。
0ではなく、部分的にできたという進歩を認識することが2極思考を脱するコツだと思います!
失敗の中でも良い失敗とダメな失敗に分けることで、自分の中の成長やネガティブな思考に偏ることなく判断することができます。
中間を用意するメリット
中間を用意することで、二極化思考がもたらすデメリットを軽減することができます。
中間は判断が容易く、導入しやすいことと中間の中間を増やしていくことによって思考の幅を増やすことができます。
0.5ができたら0.25や0.75も!
0.5の考え方が根付いたらあとは、そのさらに中間を作っていきます!
悪くない(ニヤニヤ)みたいなのが0.75ですね!
悪くない(悪い)が0.25という感じで0か1かという1ビットの思考を拡張していきます!
これで2極ではなく、判断できる種類を増やしていくことができます!
今回は、私が2極思考を辞めることができた方法を書いてみました。
明日から試してみることができると思いますので、二極思考を改善したい方は是非試してみてください!
ここまで
最後までお読みいただきありがとうございます。